保険代理店のホームページリニューアルで問い合わせが3倍に!成功事例とポイント

「せっかくホームページを作ったのに、全然問い合わせが来ない…」
「10年前に作ったまま何も手を加えていない」

そんなお悩みを持つ保険代理店の方は少なくありません。しかし、ホームページは“作って終わり”ではなく、“育てて活用する”営業ツールです。リニューアルを機に設計と導線を見直すことで、問い合わせ数を飛躍的に増やすことも可能です。

今回は、実際にホームページのリニューアルによって問い合わせが3倍に増加した保険代理店の成功事例と、そこから学べるポイントをご紹介します。

成功事例

店舗の信頼感はあるものの、ホームページは古く、スマホ非対応、情報も少ない状態でした。以前から「ホームページを見た」という問い合わせはほぼゼロ。

そこで、ホームページのリニューアルを実施し、以下の改善を行いました。

実施したポイント:ユーザー目線で見直した設計と導線

  1. スマホ対応のレスポンシブデザインへ変更
     → スマホからのアクセスが全体の7割を占めていたことが後から判明。見やすく操作しやすい設計に。
  2. 「無料保険相談予約」導線を各ページに設置
     → トップページ、サービス紹介ページ、コラム記事など、あらゆる場所に予約フォームへの導線を配置。
  3. サービス別ページの新設
     → 「学資保険」「法人保険」「火災保険」などニーズ別のページを整備。訪問者が自分に合った情報にすぐ辿り着けるように。
  4. スタッフ紹介や代表挨拶を掲載
     → 顔が見えることで安心感が増し、「この人に相談したい」と思ってもらえる要素に。
  5. ブログで地域密着型の情報を発信
     → 「○○市の保険相談窓口まとめ」や「地元の子育て世代に人気の保険」など、地域SEOを意識したコンテンツを強化。

結果:問い合わせ数が約3倍に増加

リニューアル後3ヶ月で「ホームページを見て」という問い合わせ件数が月間平均3件から9件に増加。
さらに、オンライン相談の予約も入り始め、新たな営業導線として確立されました。

なぜリニューアルで成果が出たのか?

この成功の裏には、**「デザインを変える」のではなく、「顧客の行動導線を最適化した」**ことがあります。

ポイント①:スマホ対応は必須

現在、保険に関心のある人の多くがスマホで情報を検索しています。特に30〜50代の女性や経営者層もスマホでの閲覧が中心。スマホに最適化されていないホームページは、それだけで機会損失になります。

ポイント②:「誰が」「何を」「どう相談できるのか」を明確に

保険は“信頼”が重視される商品です。匿名的な会社情報だけではなく、実際に相談にのるスタッフの顔や想いを伝えることが重要です。

また、「何の相談ができるのか」「どのような流れで対応するのか」が明確であれば、初めての相談者でも安心してフォームから連絡できるようになります。

ポイント③:ユーザーごとのニーズに応える構成

全員に同じ情報を届けるのではなく、「自分に関係ある内容がある」と思ってもらうことが重要です。

例:

  • 子育て世帯向け → 学資保険・医療保険
  • 法人向け → 退職金保険・事業保障保険
  • 高齢層向け → 相続対策・介護保険

このようにニーズ別にページを分けて設計することで、訪問者の満足度も検索評価も向上します。

リニューアル時に見直すべき5つのポイント

  1. スマホ対応と表示速度の最適化
  2. 問い合わせ・予約までの導線設計
  3. 地域名+サービス名のSEO対策
  4. スタッフ紹介や会社の想いの掲載
  5. 定期的に更新できるブログやお知らせの設置

これらを押さえることで、“つくって終わり”ではない、問い合わせに直結するホームページへと進化させることができます。

まとめ

ホームページのリニューアルは単なる見た目の刷新ではなく、保険代理店の「営業力」を最大化させる重要な戦略です。

  • 顧客が探しやすい情報設計
  • 信頼感を伝えるコンテンツ構成
  • スマホを意識した閲覧・操作性
  • SEOと導線設計のバランス

これらを意識してリニューアルを進めることで、問い合わせや相談件数は着実に増加していきます。

ウェブソリでは、元ソリシターの視点を活かしながら、保険代理店様の実情に合わせたホームページリニューアル・集客設計をトータルで支援しています。無料相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

ウェブソリ編集部